「もう婚活なんてやめたい」
「恋愛も結婚も、自分には無理なのかもしれない」
何度申し込んでも断られる。お見合いをしても交際につながらない。せっかく仮交際になっても、いつの間にか終了してしまう……。そんな経験が続けば、「もう恋愛も結婚も諦めた」と思ってしまうのも無理はありません。
私自身も、最初から婚活が順調だったわけではありません。年収380万円、恋愛経験もほぼゼロの状態からスタートし、お見合いを40回以上断られました。婚活や恋愛を学ぶために100万円以上を使い、2年以上試行錯誤を続けて「自分には結婚なんて無理だ」と絶望したことも何度もあります。
しかし、「本当に結婚したくないのか」と「結婚したいけれど、婚活に疲れて諦めたくなったのか」は全く別です。
この記事では、恋愛も結婚も諦めた男が一度立ち止まり、自分の本当の気持ちを整理して後悔のない道を選ぶための考え方を解説します。読み終える頃には、自分が次に取るべき適切なアクションが明確になるはずです。
男性が婚活を諦めたくなる7つの理由
男性が「婚活を諦めたい」と感じる代表的な理由は、主に以下の7つです。仕事や経済的な余裕のなさ、出会いの不足、連続するお断りによる自己肯定感の低下など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。

傷つくことへの恐怖
勇気を出してお見合いを申し込んでも断られ、交際が成立しても終了が続くと、「自分には人間的な魅力がないのでは」と深く傷ついてしまいます。
しかし、婚活で断られることと、あなた自身の人間的価値は一切無関係です。年齢・希望条件・タイミング・価値観の不一致など、相手側の要因も大きく関係しているからです。
条件の合う女性と出会えない
国立社会保障・人口問題研究所の第17回出生動向基本調査によると、25〜34歳男性が独身でいる理由の1位は「適当な相手にまだめぐり会わない(39.2%)」でした。
「結婚したくない」のではなく「理想の相手に出会えていないだけ」というケースは非常に多いのです。
国立社会保障・人口問題研究所の第17回出生動向基本調査 統計データをもとに筆者作成
経済的・仕事の余裕がない
日々の仕事が忙しく恋愛や婚活に割く時間がないことや、将来への金銭的負担から「自分一人の収入で家族を養う自信がない」と感じてしまうことも大きな理由です。
時間がない方はスマホで完結するオンライン婚活を活用したり、月あたりの面会数を絞って無理のないペースに調整してみましょう。また、金銭面に不安がある方は「共働き希望」の価値観を持つ女性を探すことで、「一人で家計を背負わなければならない」という重圧を大きく減らすことができます。
自分への自信の喪失(年齢・容姿)
体型や年齢などを理由に「どうせ自分は選ばれない」と思い込んでしまうケースです。特に第一印象やプロフィール写真で判断されやすいため、外見へのコンプレックスは婚活の大きな壁になります。
しかし、顔立ちは変える必要はなく、髪型・服装・肌のお手入れなど「身だしなみの改善」だけで印象は劇的に変わります。
40代・50代の方も同様に、ターゲット層や婚活方法を見直すことで成婚の可能性は十分に残されています。
恋愛経験がなく、女性との接し方が分からない
「今さら恋愛経験のなさは克服できない」と感じて諦めてしまう男性も多くいます。過去は変えられませんが、「会話の振り返り」や「相手の話を聞く意識」を持つことで、これからの行動はいくらでも変えられます。
恋愛経験が少ないこと自体は婚活を諦める理由にはなりません。経験ゼロから婚活を進める具体的な手順は、以下で解説していますので、あわせて参考にしてください。
一人の生活が楽になった
自分の時間を自由に使える一人暮らしの快適さに気づくと、「無理して気を遣いながら婚活しなくてもいいのでは」と思えてきます。
「結婚すると自由がなくなる」と考えすぎず、「お互いの一人時間や趣味を尊重できる相手」を条件に加えて探してみましょう。
婚活に疲れてしまった
頑張っても成果が出ない期間が続けば、精神的に疲弊します。疲れたときは無理をせず、「休止する」のも立派な選択肢です。頑張っても成果が出ない期間が続けば、精神的に疲弊して当然です。疲れたときは無理をせず、「休止する」のも立派な選択肢です。
婚活を一度休むことは「一生結婚を諦めること」と同義ではありません。
一度心をリセットしてから再開したほうが、表情や雰囲気が明るくなり、結果的に良い出会いに恵まれやすくなります。
婚活を諦めたくなるのは、あなただけではない
「もう婚活なんて疲れた」と感じているのは、決してあなただけではありません。
SMBCコンシューマーファイナンスが実施した調査(25〜39歳の婚活中未婚者500人対象)によると、74.4%の男性が「婚活疲れを感じる」と回答しています。全体の80.6%が同様に答えており、婚活に取り組む人の大半が同じ悩みを抱えています。
男性が婚活で苦労している主な理由は以下の通りです。
- 条件が合う人と出会う:42.8%
- 条件が合う人に好意を持ってもらう:42.0%
- モチベーションを維持する:37.2%
- 婚活費用を確保する:34.8%
SMBCコンシューマーファイナンス 婚活・結婚に関する意識・実態調査 をもとに筆者作成
努力しても相手が見つからず、お金も時間も失われていく状況が続けば、諦めたくなるのは当然の感情です。やめたいと思ったからといって、「自分はダメな人間だ」と責める必要はありません。
「結婚したくない」と「結婚を諦めたい」の違い
では、自分自身に問いかけてみてください。
- 本当に心から「結婚したくない」のか?
- それとも「本当は結婚したいけれど、傷つくのが怖くて諦めたい」のか?
国立社会保障・人口問題研究所の第17回出生動向基本調査によると、18〜34歳の未婚男性の75.1%(約4人に3人)が「いずれ結婚するつもり」と答えています。
出典:国立社会保障・人口問題研究所「第17回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」
さらに「一生結婚するつもりはない」と答えた人のうち、約4割が「将来結婚するつもり」へ考えが変わる可能性を肯定しています。
引用元:国立社会保障・人口問題研究所「第17回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」
結婚への考え方は、ずっと固定されたものとは限りません。
だからこそ、一時的な疲れや挫折から「自分には不可能だ」と急いで結論を出す必要はありません。
しかし、「このまま一生一人なのでは?」という強い不安に押しつぶされそうなときは、以下の記事を読んで、不安の正体を整理してみましょう。
本当に「結婚しない人生」を選ぶなら知っておくべきこと
自分の気持ちを整理した結果、「自分はやはり独身で生きていきたい」と納得して結論を出したなら、無理に婚活を続ける必要はありません。結婚しない人生にも自由や楽しさはたくさんあります。
ただし、一生独身で生きる選択をする場合は、将来に向けた現実的な準備をしておくと安心です。
- 老後資金・住まいの確保
- 病気や入院、親の介護への備え
- 困ったときに頼れる人間関係(友人・趣味仲間など)の形成
独身として後悔のない人生を送るためには、早いうちから現実的な選択をしておくことが重要です。一生独身で生きる場合のメリット・デメリットは以下にまとめています。
独身=孤独というわけではありませんが、自分から意識的に人とつながる環境を作っておくことが、充実した独身生活を送る鍵になります。
特に40代以降で独身を貫く場合、人とのつながりを意識的に作ることが大切です。40代独身男性が直面しやすい孤独との付き合い方はこちらで解説しています。
「疲れたから諦める」なら、一度立ち止まろう
一方で、「本当は結婚したい」という気持ちが少しでも残っているなら、諦める前に以下のステップを試してみてください。
「どんな結婚生活を送りたいか」から逆算する
「どんな女性が良いか(条件)」ではなく、「自分がどんな家庭を築きたいか」を書き出してみましょう。「週末に一緒に買い物へ行きたい」「居心地の良い温かい家庭を作りたい」など、理想の生活像を可視化することで、本当に求める相手像が見えてきます。
「条件」ではなく「理想の家庭像」から逆算して婚活を進める詳しいステップは、以下の記事にロードマップとして分かりやすくまとめていますので、参考にしてください。
婚活の方法や「活動量」を見直す
IBJの「2024年成婚白書」によると、成婚退会した男性は非成婚退会者に比べ、お見合い数が約4倍多く、自分からの申し込み数も21件多いというデータがあります。
2024年度版成婚白書から抜粋
ただ闇雲に続けるのではなく、プロフィール改善・申し込み数の増加・相談所の見直しなど、「やり方」を変えることで状況が一変することがあります。
「頑張っているのに失敗が続く」というときは、やり方のどこかに原因が隠れていることが多いです。連続で失敗したときの見直しポイントはこちらの記事を参考にしてください。
40連敗した私が婚活を諦めなかった理由
私自身、お見合い40連敗・100万円以上の投資を経て、一時は完全に挫折しかけました。
しかし「どうすれば女性に選ばれるか」だけでなく、「自分はどんな家庭を作りたいのか」を考え、自分の会話や外見の振り返りを地道に続けた結果、素敵な妻と出会い、現在は子ども2人と幸せに暮らしています。

婚活がうまくいかない期間が長かったからといって、その時点で人生の結論を出す必要はありません。
年収380万・40連敗からどのようにして今の生活に至ったのか、詳しい経歴やプロフィールは下記で紹介しています。 是非読んでみてください。
まとめ|恋愛も結婚も諦めた男へ|婚活を諦める前に自分の本当の気持ちを確認しよう
「もう恋愛も結婚も諦めた」と感じたときは、まず無理をせず休んでください。
その上で、自分自身に問いかけてみてください。
「自分は本当に結婚したくないのか? それとも、婚活に疲れて諦めたくなっているだけなのか?」
疲れている状態で人生の大きな決断を下す必要はありません。
休むのか、やり方を変えて再挑戦するのか、独身の道を楽しく歩むのか、納得のいく答えをじっくり探していきましょう。



