「今度一緒に服買いに行こうか?」
これは、私自身が婚活で初めてデートした女性から言われた、忘れられない一言です。「やっぱり服、ダサいんだろうなぁ…」。そう直感したものの、当時の私には何がどうダサいのか、さっぱりわかりませんでした。しかし、ある「恋愛学校」との出会いが、そんな悩みを一掃してくれたのです。
もしあなたが今、婚活で「服装がダサい」と言われて悩んでいるなら、この記事はまさにあなたのためのものです。婚活において、第一印象は成功を左右する最重要ポイント。特に男性の服装は、女性が最初に注目する部分でありながら、「何を着れば良いかわからない」「おしゃれに自信がない」と悩む男性は少なくありません。
この記事では、当時の私が恋愛学校で学んだことを思い出しながら、婚活男性がどのように「ダサい服装」から劇的に変わり、女性に好印象を与えられるのかを徹底解説していきます。失敗しない服装の選び方から、女性ウケ抜群のコーディネートまで、具体的で実践的なアドバイスをたっぷりお届けしますので、ぜひ最後まで読んで、あなたの婚活を次のステージに進めてください。
【第一印象の重要性】なぜ婚活で男性も「服装がダサい」と失敗するのか?

服装は「非言語コミュニケーション」。人柄が伝わってしまう
心理学の研究によると、人は初対面の相手に対してわずか7秒で第一印象を決定すると言われています。この短時間で判断される要素の約55%が「見た目」つまり服装や身だしなみなのです。
- 視覚情報(見た目・服装):55%
- 聴覚情報(声のトーン・話し方):38%
- 言語情報(話の内容):7%
婚活の場面では、相手の内面を知る前に見た目で判断されてしまうため、服装による第一印象が特に重要になります。「服装がダサい」と思われてしまうと、その後の会話や関係発展に大きな影響を与えてしまうのです。
女性がチェックしているのは「センス」より「誠実さ」と「清潔感」
婚活において、多くの男性は「おしゃれなファッションセンス」が重要だと考えがちです。しかし、実は女性が本当に重視しているのは、もっと基本的な以下の3つです。
これが最も大切です。服にシワや汚れがないか、サイズは体に合っているか、髪型やヒゲなども含めて身だしなみが整っているか、といった点が見られています。どんなに高価な服を着ていても、清潔感がなければ台無しです。
TPO(時と場所、場合)に合わせた服装を選べていますか? 例えば、初対面なのにカジュアルすぎる服装だったり、逆にフォーマルすぎたりすると、相手への配慮が足りないと感じさせてしまいます。相手に不快感を与えない、TPOをわきまえた服装は、誠実さの表れです。
年齢に見合った落ち着いた服装を選ぶことも重要です。若すぎるファッションや、子どもっぽい印象を与える服装は避けた方が良いでしょう。大人の男性としての落ち着きや品格が感じられる装いが好まれます。
つまり、高価なブランド服や最新のトレンドを取り入れる必要はありません。基本的な身だしなみと、相手や場面に配慮した服装選びができれば、女性からの好印象を得ることができるのです。
【もしかして自分も?】婚活で「ダサい」認定される男性の服装NG例7選

婚活で失敗する男性の服装には、共通するパターンがあります。以下のNG例に当てはまっていないか、ぜひチェックしてみてください。
NG例:ヨレヨレ、シワシワ、毛玉…「清潔感ゼロ」の服
どんなにデザインが良くても、清潔感のない服装は一発でアウトです。「この人と一緒にいて恥ずかしくないのか」「普段の生活もだらしないのでは」と思われてしまいます。
NG例:サイズが合っていない(大きすぎ・小さすぎ)
- ダボダボで体型が分からないオーバーサイズの服
- パツパツで窮屈そうに見える小さすぎる服
- 袖や裾の長さが合っていない
- 肩幅が合っていないジャケット
サイズが合わない服装は、だらしなく見えるだけでなく、「服装に無頓着」「自分を客観視できない」という印象を与えてしまいます。
NG例:TPOを無視した「カジュアルすぎる」私服(パーカー、ダメージジーンズ等)
- フード付きパーカー
- ダメージ加工のジーンズ
- サンダルやクロックス
- スウェット素材の服
普段着としては問題なくても、婚活という「改まった場」では不適切です。「場の空気が読めない」「結婚への真剣度が低い」と判断されるリスクがあります。
NG例:学生気分の「子どもっぽい」服装(意味不明な英字ロゴT、チェックシャツ)
- 意味不明な英字ロゴが大きく入ったTシャツ
- キャラクター物のアイテム
- チェック柄のネルシャツ(特に赤や青の原色)
- カラフルすぎるアイテム
20代後半以降の男性が着ると、精神的な幼さを感じさせてしまいます。「結婚相手として頼りがいがなさそう」という印象を与える可能性があります。
NG例:全身を分かりやすい「ブランド物」で固めている
- ブランドロゴが目立つ全身コーディネート
- 高価そうなアイテムで威圧的な印象
- 「お金をかければおしゃれ」という考え方
全身ブランド物は「金銭感覚が心配」「見栄っ張り」という印象を与えがちです。また、相手に経済的プレッシャーを感じさせてしまう可能性もあります。
NG例:個性的すぎる「奇抜なアイテム」や派手な色使い
- 蛍光色やネオンカラーのアイテム
- 奇抜なデザインの服
- アクセサリーの付けすぎ
- コスプレのような服装
個性を表現することは大切ですが、初対面では控えめにするのが無難です。まずは相手に安心感を与えることを優先しましょう。
NG例:意外と見られている「汚れた靴」と「変な靴下」
- 汚れや傷だらけの靴
- かかとが擦り減った靴
- キャラクター柄や派手な色の靴下
- 穴の開いた靴下
女性は男性の足元を意外とよく見ています。「おしゃれは足元から」という言葉通り、靴や靴下の手入れを怠ると、全体の印象が台無しになってしまいます。
もうダサいと言わせない!婚活男性が服装で押さえるべき3つの鉄則

鉄則:絶対条件としての「清潔感」を徹底する
- シワのない、アイロンがけされた服
- 毛玉や毛羽立ちのない素材
- 汚れやシミのない状態
- 適度な洗濯頻度を保つ
- 清潔な靴と靴下
清潔感は婚活成功の最低条件です。どんなにおしゃれな服を着ても、基本の清潔感がなければ意味がありません。婚活前日は必ず服装チェックを行い、必要に応じてアイロンがけやクリーニングを済ませておきましょう。特に、シャツの襟元や袖口は汚れが目立ちやすい部分なので要注意です。
鉄則:大人っぽく見せる「ジャストサイズ」を選ぶ
- シャツ:肩幅がぴったり合い、袖は手首が隠れる程度
- ジャケット:肩のラインが自然で、ボタンを留めても窮屈でない
- パンツ:ウエストは指1本分の余裕、裾は靴に軽く触れる程度
- Tシャツ:体のラインが適度に分かる程度のフィット感
ジャストサイズの服装は、体型を良く見せるだけでなく、「きちんとした大人の男性」という印象を与えます。
鉄則:迷ったらコレ!基本は「きれいめカジュアル」
- 上品なジャケット + きれいめTシャツorカジュアルシャツ
- チノパンorスラックス + レザーシューズ
- 落ち着いた色合い(ネイビー、グレー、ホワイト、ベージュ)
- シンプルで上質な素材感
きれいめカジュアルは、フォーマルすぎず、カジュアルすぎない絶妙なバランス。婚活のさまざまなシーンに対応できる万能スタイルです。
この3つの鉄則を守るだけで、85%の男性よりも好印象を与えることができます。特別なファッションセンスは必要ありません。基本に忠実に、丁寧に服装を選ぶことが成功への近道です。
これさえ買えば間違いない!婚活男性の服装アイテム5選

婚活で成功するために最低限揃えるべき5つのアイテムをご紹介します。これらがあれば、どんなシーンでも対応できる基本コーディネートが完成します。
羽織るだけで様になる「テーラードジャケット」
- ネイビー:最も汎用性が高く、どんな色とも合わせやすい
- グレー:上品で大人っぽい印象、フォーマルにも対応
- 素材:ウール、コットン、リネン混など季節に合わせて選択
価格の目安:15,000円〜30,000円(ユニクロ、無印良品などでも十分)
テーラードジャケットは「大人の男性」を演出する最強アイテム。カジュアルな服装に羽織るだけで、一気にきちんと感がアップします。
インナーの主役「無地のきれいめTシャツ or カジュアルシャツ」
- Tシャツ:厚手で型崩れしにくい素材、Vネックまたはクルーネック
- Yシャツ:ボタンダウンまたはセミワイドカラー、アイロンがけしやすい素材
- カラー:白、ライトブルー、グレー、ネイビーなど定番色
必要枚数:各色2〜3枚ずつ(洗濯のローテーションを考慮)
インナーは顔に最も近い部分なので、清潔感と上質感が重要です。安価でも構いませんが、素材感と縫製の良いものを選びましょう。
上品さをプラスする「スラックス or 細身のチノパン」
- スラックス:ウール素材、センタープレス入り、ネイビーまたはグレー
- チノパン:スリムまたはテーパードシルエット、ベージュ、ネイビー
- サイズ:ウエスト周りに指1本分の余裕、裾は足首が見える丈感
下半身のシルエットは全体の印象を大きく左右します。だらしないジーンズではなく、きちんと感のあるパンツを選ぶことで、大人の男性としての品格が表現できます。
足元で差がつく「シンプルな革靴 or きれいめスニーカー」
- 革靴:プレーントゥまたはストレートチップ、黒またはブラウン
- きれいめスニーカー:レザー素材、白またはネイビー、シンプルなデザイン
- 手入れ:定期的な清掃と防水スプレーでの保護
足元は意外と注目されるポイント。清潔で上品な靴を履くことで、細部まで気を配る紳士的な印象を与えることができます。
あると便利な「カーディガン or ニット」
- カーディガン:薄手のVネック、グレーまたはネイビー
- ニット:クルーネックまたはVネック、ウール素材
- 活用法:ジャケットのインナーや、カジュアルシーンでの主役として
季節の変わり目や室内外の温度差に対応できる便利アイテム。また、ジャケットよりもソフトな印象を与えたいときにも活用できます。
これら5つのアイテムを揃えると総予算は約5万円〜10万円。一度に揃える必要はなく、必要に応じて徐々に買い揃えていけば十分です。品質と価格のバランスを考慮し、長く愛用できるアイテムを選びましょう。
【シーン・年代別】服装でもう迷わない!婚活男性の正解コーデ集

【シーン別】好印象を与える服装
婚活パーティ・お見合い:ジャケットスタイルが基本
基本コーディネート
- アウター:ネイビーまたはグレーのテーラードジャケット
- インナー:白または淡いブルーのシャツ(ノーネクタイ)
- ボトム:同色系のスラックスまたはチノパン
- 靴:黒またはブラウンの革靴
- 小物:レザーベルト、シンプルな腕時計
フォーマルすぎず、カジュアルすぎない絶妙なバランスが重要。「真剣に婚活に取り組んでいる」という姿勢を服装で表現しましょう。
初回デート(カフェ・ランチ):きれいめカジュアルで親しみやすく
リラックス感のあるコーデ
- アウター:薄手のカーディガンまたは軽いジャケット
- インナー:無地のVネックTシャツまたはポロシャツ
- ボトム:ベージュまたはネイビーのチノパン
- 靴:きれいめスニーカーまたはローファー
お見合いより少しカジュアルダウンして、話しやすい雰囲気を演出。ただし、清潔感は絶対に妥協しないこと。
2回目以降のデート(映画・水族館など):少しリラックス感をプラス
親近感のあるスタイル
- アウター:ニットセーターまたは薄手のスウェット
- インナー:シャツまたは上質なTシャツ
- ボトム:ダークジーンズまたはチノパン
- 靴:スニーカーまたはカジュアルシューズ
関係が深まってきたら、少しだけ個性を出してもOK。ただし、極端にカジュアルになりすぎないよう注意。
【年代別】意識すべきポイント
20代・30代男性:爽やかさと若々しさを意識したコーデ
若い世代におすすめのスタイル
- カラー選び:明るめのブルー、ホワイト、ライトグレーを積極的に
- シルエット:スリムフィットで若々しいラインを強調
- 素材感:コットンやリネン混など軽やかな素材
- 小物使い:シンプルなアクセサリーで個性をプラス
この年代は「清潔感」と「真面目さ」をアピール。派手すぎず、地味すぎない、バランスの良いコーディネートを心がけましょう。
40代・50代男性:上品さと落ち着きを感じさせるコーデ
大人の男性にふさわしい装い
- カラー選び:ネイビー、グレー、ブラウンなど落ち着いた色合い
- シルエット:ゆとりのあるレギュラーフィット
- 素材感:ウールやカシミア混など上質な素材
- 品格:少し価格帯の高いアイテムで品質重視
この年代は「安定感」と「包容力」がキーワード。品のある大人の男性としての魅力を服装で表現することが重要です。
どの年代でも共通して重要なのは、自分の体型と年齢に合った服装選び。若作りしすぎたり、老けて見える服装は避け、自然体で魅力的な自分を演出しましょう。
【Q&A】婚活男性の服装でよくある疑問を解決!

Q. 婚活で黒い服は避けたほうがいい?
A. 全身黒は避けるべきですが、部分的な使用は問題ありません。
黒は重厚感があり、フォーマルな印象を与える色ですが、全身黒だと威圧的に見えたり、お葬式を連想させる可能性があります。
- 黒のジャケットに明るい色のシャツを合わせる
- 黒のパンツに明るい色のトップスを合わせる
- 靴やベルトなどの小物に黒を使用
- 黒のニットに明るい色のジャケットを羽織る
Q. 夏や冬のジャケットはどうすればいい?
A. 季節に応じた素材選びと、ジャケット以外の選択肢も検討しましょう。
- リネン混ジャケット:通気性が良く涼しい
- 薄手のコットンジャケット:洗濯しやすく実用的
- ジャケット代替案:上質なポロシャツ、きれいめTシャツ
- カーディガン:室内のエアコン対策にも
- ウールジャケット:保温性が高く上品
- レイヤリング:ジャケット+セーター+シャツ
- コート:チェスターコートやステンカラーコート
- ニット:上質なカシミア混など
Q. 婚活に合うカバンは?リュックはNG?
A. シーンに応じて使い分けが重要。リュックは選び方次第では問題ありません。
- レザーのブリーフケース(A4サイズ対応)
- 上品なクラッチバッグ(必要最小限の荷物の場合)
- シンプルなトートバッグ(レザーまたは帆布素材)
- きれいめリュック(レザーや上質なナイロン素材)
- ショルダーバッグ(メッセンジャータイプ)
- ボディバッグ(小さめでスタイリッシュなデザイン
- 派手な色やキャラクター物
- 汚れや傷が目立つもの
- サイズが大きすぎるもの
- 安っぽく見える素材
Q. 婚活パーティーで「カジュアルな服装で」と言われたら?
A. 「きれいめカジュアル」を基本に、ジャケットは持参すると安心です。
「カジュアルな服装で」と指定があっても、婚活という場の性質を考慮し、きちんと感は保つことが重要です。
- トップス:ポロシャツ、無地Tシャツ、カーディガン
- ボトムス:チノパン、きれいめジーンズ
- 靴:きれいめスニーカー、ローファー
- 予備:ジャケットを持参(必要に応じて着用)
判断に迷ったら
主催者に具体的な服装例を確認するか、他の参加者の様子を見てから調整できるよう、ジャケットなどの調整アイテムを持参することをおすすめします。
ダサい服から激変できた恋愛学校のご紹介
それでは、実際に私自身が通っていた恋愛学校を紹介しようと思います。
東京ラバーズアカデミー(TLA)は当時、彼女を作る目的として、外見やファッション、自己磨きなどの人間力を学べる恋愛学校でした。いろんなメディアに出演して人気もあり、生徒の数も増えております。
今では日本最大手の結婚相談所であるIBJにも加盟しており、半年間で成婚を目指す日本初の恋愛予備校として生まれ変わっています。
当時、私自身の先輩方がFNNスーパーニュース出演され、ダサい服から激変した映像がありますので、参考にしてください。
流れとして、まずはファッションコーディネーターから本記事の内容を講義として教わり、その翌週には、実際に洋服などを購入する店舗に向かい、それぞれ、生徒に似合う洋服などをファッションコーディネーターに提案してもらっています。
引用元:東京ラバーズアカデミー(TLA)
まとめ:ダサい服装から卒業し、男性も自信を持って婚活に臨もう!

婚活における服装は、あなたの人柄や真剣度を相手に伝える重要なコミュニケーションツールです。この記事でお伝えした内容を実践すれば、必ず「ダサい服装」から卒業し、女性に好印象を与える男性になることができます。
完璧を目指す必要はありません。基本を押さえて、清潔感と誠実さが伝わる服装を心がけることが最も重要です。自分に似合う服装を見つけて、自信を持って婚活に臨みましょう。
あなたに素敵な出会いが訪れることを心から応援しています!