社内に気になる人がいるけど、「社内恋愛はやめた方がいい」という意見を誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
職場で恋に落ちることは珍しくありません。
同じ目標に向かって協力したり、悩みを相談したり、楽しい時間を共有したりするうちに、気づけば相手に惹かれていることもあるでしょう。
そういった面で、社内恋愛にはある程度のリスクがあるため、それを理解した上で覚悟しておく必要があるのです。
また、社内恋愛に向く人、向かない人の特徴についても解説していきます。社内恋愛をするかどうか、じっくり吟味していきましょう。
なぜ社内恋愛では覚悟が必要?
社内恋愛には、恋人と職場でも顔を合わせられるというメリットがある反面、それなりの覚悟が必要な場合もあります。
なんといっても、職場は仕事を遂行する目的で人が集まる場所。そのため、社内恋愛のせいで仕事がおろそかになる……という事態は避けるべきです。
また、職場の同僚に交際がバレると、好奇の目を向けられたり、逆に気を使われすぎたりする場面もあるでしょう。
ここでは実際、社内恋愛をする上で男性はどんなことを覚悟しておくと良いのでしょうか?
さっそく具体的に見ていきましょう。
社内恋愛で男性が覚悟しておきたいポイント
どちらかが異動になる可能性がある
社内恋愛が発覚すると、職場によってはそれが仕事内容に影響する場合も。もし2人が同じ部署だったり、同じプロジェクトメンバーだったりする場合は、仕事への影響を鑑みてどちらかが異動になる可能性も考えられます。交際が知られたからといって必ずしもそうなるとは限りませんが、少なからず影響が出る可能性があることは知っておきましょう。
1人で自由に過ごせる時間が減る
社内恋愛の場合、職場に彼女がいるため、ほぼ毎日顔を合わせることになります。
それがプラスに働く場合もあれば、人によっては窮屈に感じてしまうこともあるでしょう。
仕事の時間の過ごし方も相手に知られることになり、1人の時間が持ちにくいと感じるかもしれません。
公私混同してしまう
社内恋愛をすると、公私混同し、仕事に集中できなくなってしまいやすいです。交際でのトラブルに関する負の感情を職場でも引きずってしまい、つらくなってしまうことも。うまく割り切れればいいですが、なかなかそうはいかず、難しいこともあるでしょう。
嫉妬してしまいやすい
同じ職場だと、毎日顔を合わせ、お互いが仕事をしている姿を見ることになります。そのため、他の女性社員と恋人の会話ややりとりもすべて見えてしまい、嫉妬してしまうことがあるかもしれません。見えていなければ気にならないことも、すべて見えてしまうと気になってしまうことがあります。それが原因で、ケンカになってしまうカップルも珍しくないのです。
プライベートでも仕事の話ばかりになってしまう
先ほど紹介したように、社内恋愛にはお互いの仕事への理解があるというメリットがあります。しかし、それが逆にデメリットになることもあります。
プライベートでも仕事の話ばかりになってしまうと、恋愛感情が薄れてしまったり、ストレスが溜まってしまったりする可能性があります。
周りに関係を噂される
2人が交際を宣言していなくても、周囲が勘づいてしまうことはあるでしょう。その時、「あの2人は付き合っているのでは?」とうわさを立てられる可能性があることは覚悟しておきましょう。
具体的には、「昨日、一緒に帰っているのを見ました」「あのふたり、怪しいですよね」など、社内でうわさされ、そのことにストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
周りにバレないようにするのが難しい
社内恋愛をする場合、周りにバレないようにするのが難しいです。職場は、毎日顔を合わせる人たちが集まる場所ですから、どうしても目撃されたり、噂されたりすることがあります。
また、社内恋愛は、会社の規則や倫理に反する場合も。そのため、バレると、上司や人事に注意されたり、処分されたりする恐れがあります。社内恋愛をするなら、周りにバレないように細心の注意を払う必要があります。
そのため、勤務先の近所でのデートは避けたくなり、場所を選ぶ際に制約が生じることが考えられます。
同僚から冷やかされる
社内で恋愛関係になると、周りの同僚から冷やかされることがあります。冗談めかして言われることもあれば、真面目に心配されることも。どちらにせよ、プライベートなことを職場で取り沙汰されるのは心地良いものではありません。
バレてしまうと対応が面倒
社内恋愛がバレてしまうと、対応が面倒になります。まず、職場の同僚や上司に対して、どう説明するかが悩みどころです。社内恋愛が公になると、仕事の評価や人間関係に影響が出る可能性があります。とくに、相手が上司や部下の場合は、パワーハラスメントやセクハラの疑いをかけられることもあります。また、社内恋愛がバレると、他の社員からの嫉妬や反感を買うこともあります。
例えば、職場がシフト制だった場合、2人で休みを合わせづらくなる可能性があります。上司や同僚たちの中には「2人でデートかな?」と、詮索してくる人がいるかも。たとえ、お互いが別の事情で休んでいたとしても、そのように思われてしまうと、居心地の悪さを感じることもあるでしょう
逆に、周りが気を遣うことがあります。付き合っていることを知っていることで、同僚に「仕事がやりづらくなった」と思われてしまう可能性も。特に、ふたりの雰囲気が悪いときは、余計に気を遣わせてしまいやすいです。
喧嘩中や別れた後も顔を合わせる必要がある
社内恋愛の一番のデメリットは、喧嘩中や別れた後も顔を合わせる必要があることです。恋人としての関係がうまくいかなくなっても、同じ職場で働く以上、相手と接する機会は避けられません。
喧嘩中や別れた後に相手の顔を見ると、気まずくなったり、悲しくなったり、怒りがこみ上げたりすることがあります。
特に、破局した直後は、職場に来るのも仕事をするのもつらいと感じてしまう可能性が高いでしょう。仕事や職場がとても好きだったとしても、別れた気まずさから辞めたり、転職を考えてしまうケースもあります
社内恋愛が向く人・向かない人の特徴
続いて、社内恋愛が向く人、向かない人の特徴について解説していきます。社内恋愛に向く人もいれば、向かない人もいます。社内恋愛が向かない人が、社内恋愛をしてしまうと、恋愛も仕事もうまくいかなくなってしまい、苦しんでしまう可能性があります。あなたは、どちらのタイプなのでしょうか。向く人、向かない人の特徴と照らし合わせて考えてみてください。
社内恋愛が向いている人
社内恋愛に向いている人は、公私混同せず割り切って過ごせる人です。職場で恋愛を完璧に隠したり、うまく公表しながら過ごしたり、仕事に影響しないように切り替えられる人は、社内恋愛に向いているといえます。
また、あまり気にしない人も、社内恋愛に向いているといえるでしょう。周りを気にせず、自分が思うことを貫ける人、あまり思い悩まない人は、社内恋愛であっても、楽しみながら日々を過ごしていけるでしょう。
社内恋愛が向かない人
職場恋愛が向かない人は、気にしやすい人です。周囲の目が気になったり、周りから悪く思われることが怖く感じたりするタイプである場合は、うわさされたり、気を遣われたりすると、人間関係につらさを感じてしまいやすいです。
また、感情が不安定になりやすく、嫉妬しやすいタイプの人も、社内恋愛は向いていないといえます。同じ職場であるからこそ、社内恋愛では日中の恋人の姿がすべて見えてしまいますよね。そのため、他の女性社員と話していたり、仕事をしていたりする恋人を見て、嫉妬に苦しんでしまう可能性があります。その気持ちを割り切ることができず、仕事に影響してしまったり、周りに気を遣わせてしまったりするとなると、気にしやすい性格の女性は、なおさら苦しくなってしまうでしょう。
結婚相談所で社外の出会いを見つけよう
やはり社内恋愛は厳しいと感じたときは、社外での出会いを探していきましょう。社内の人にバレずに婚活をするなら、結婚相談所がおすすめです。結婚相談所には、さまざまな年齢、職業の男女が集まっています。
結婚相談所では、入会時に面談や独身証明書、年収証明書の提出が必要なことが多いため、身元がしっかりと保証された男性に出会うことができます。相手の職業もわかるため、社会人としても尊敬できるような素敵なパートナーに出会えることも。恋愛は、仕事と切り離してやっていきたいという思いになった場合は、結婚相談所の利用も考えてみてください。