「結婚したいけれど、なかなか良い出会いがない」「婚活アプリやパーティーでは真剣な人に出会えない」そう感じているあなたにとって、結婚相談所は真剣な出会いを求める上で非常に有効な選択肢です。
しかし、「どの結婚相談所を選べばいいの?」「費用はどれくらいかかるの?」「本当に結婚できるの?」といった疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、結婚相談所の選び方で失敗しないために知っておくべき全知識を網羅し、あなたの状況や希望に最適な相談所を見つけるための具体的な方法を徹底解説します。この記事を読めば、結婚相談所の選び方による疑問が解消され、自信を持って婚活の一歩を踏み出せるはずです。
結婚相談所とは?まずは基礎知識を理解しよう
婚活サービスは多岐にわたりますが、中でも結婚相談所は「結婚への真剣度が高い人が集まる場所」として知られています。まずは、その基本的な仕組みと、他の婚活サービスとの違いを理解しましょう。

結婚相談所が選ばれる理由と他の婚活サービスとの違い
マッチングアプリや婚活パーティー、友人からの紹介など、出会いの方法はたくさんありますが、結婚相談所には以下のような明確なメリットがあります。
- 身元が明確で安心
入会時に独身証明書や収入証明書など、各種証明書の提出が義務付けられているため、安心して活動できます。 - 結婚への真剣度が高い
高額な費用を払ってまで活動する人は、本気で結婚を考えているため、効率的な婚活が可能です。 - プロのサポート
専任のカウンセラーやアドバイザーがつき、お相手紹介からデートのアドバイス、プロポーズの相談まで、きめ細やかなサポートを受けられます。
こうした点から、短期集中で結婚したい人や、自分一人での婚活に限界を感じている人に、結婚相談所は強く選ばれています。
結婚相談所の主要な3つのタイプとそれぞれの特徴
結婚相談所は、サービス内容や料金体系によって大きく3つのタイプに分けられます。それぞれの特徴を理解し、あなたに合ったタイプを見つけることが選び方の第一歩です。
仲人型(仲人仲介型)の特長・費用相場・向いている人
専任の仲人(カウンセラー)がつき、あなたの性格や希望を深く理解した上で、お相手を探し、紹介してくれるタイプです。お見合いの日程調整から交際中の悩み相談、プロポーズのアドバイスまで、きめ細やかなサポートが最大の魅力です。
費用相場
入会金10~20万円、月会費1~2万円、成婚料10~30万円が目安です。サポートが手厚い分、費用は高めになる傾向があります。
向いている人
恋愛経験が少ない、婚活に不安がある、多忙で自分で相手を探す時間がない、手厚いサポートを求めている人。
主なサポート
仲人型では、カウンセラーがあなたの婚活状況を常に把握し、必要に応じて面談やフィードバックを行います。例えば、「お見合いの席ではもう少し笑顔を意識すると良いですね」「メッセージの返信は早めの方が印象が良いですよ」といった具体的なアドバイスをもらえます。
成婚事例
N様は優しく、おっとりとした女性です。介護関係のお仕事をなさっていて、日々忙しく過ごされています。30歳までには結婚できたらいいかな・・・・という夢はあるものの、出会いはほとんどなく、ご家族で相談して、出会いのきっかけの1つとしてご入会なさいました。N様は活動する意欲は十分あるのですが、初対面のお相手には緊張してしまい、上手く会話ができないことだけが唯一の心配事でした。そんなN様にご紹介させていただいたのが、後に運命のお相手となるY様です。Y様は大らかで、のんびりとした性格の男性です。海外赴任の経験もあり、気遣い上手で気さくな面もあります。趣味は料理とウォーキング、手先が器用で日曜大工も得意です。
初めてのお見合い、N様はかなり緊張したのではないかと心配しておりましたが、N様から「Yさんが気を遣ってくださったので、お話をすることができました。Yさんはのんびりしているところが自分と似ていて、とても嬉しいです♪」と弾んだお返事が。Y様からも良い方をご紹介いただいたと喜びのお返事をいただき、交際はスタート。
お二人の波長は良く合っているようで、交際を順調に進められて1ヶ月後には二人で一緒に料理教室へ通うようになります。二人でハンバーグを作ったり、パンを焼いたりと、一緒に作業をする機会が増えたことで、あっという間に距離を縮められました。交際2ヶ月目にはお互いのご両親に結婚を考えていることを伝え、N様のお母様は嬉し涙を流されたそうです。
引用元:結婚相談所ムスベル 成婚報告から抜粋
データマッチング型の特長・費用相場・向いている人
会員情報データベースを活用し、システムがあなたの条件に合うお相手を自動で紹介してくれるタイプです。自分でプロフィールを検索し、気になるお相手に申し込む機能が充実していることも多いです。カウンセラーのサポートは必要最低限で、主にシステム利用方法に関するものが中心です。
費用相場
入会金3~10万円、月会費5千円~1.5万円、成婚料0~5万円と、比較的リーズナブルです。
向いている人
自分のペースで婚活を進めたい、多くの異性から選びたい、費用を抑えたい、積極的に行動できる人。
主なサービスとサポート
データマッチング型では、PCやスマートフォンから会員プロフィールを自由に閲覧し、自分でお見合いを申し込むことが可能です。カウンセラーは、プロフィール作成のアドバイスやシステムの使い方など、基本的なサポートを提供します。
成婚事例
友人の結婚に触発されたM様は、自身のペースで積極的に活動。お見合いで席確保を徹底し、将来の家族像について積極的に質問するなど堅実な活動を展開。S様の「堅実で飾らない雰囲気」に惹かれ、初対面から再会を望みました。交際では共通の「自然やお花好き」という趣味を楽しみ、多くの思い出を重ねました。結婚を決めたのは、S様と「ありのままの自分でいられる」居心地の良さに加え、金銭感覚の一致や現実的な話し合いができることでした。
M様は、約1年半の活動期間を振り返り、「時間はかかったが、深い話ができ、居心地の良いS様に出会えて本当に良かった」と語りました。相談所の「おせっかいな介入が少ない」方針が、M様にとって「自分のペースで婚活できた」要因となり、納得のいく結果に繋がったようです。M様は、これから婚活を始める人へ「納得がいくまで試行錯誤しながら楽しんで活動してほしい」とアドバイスを送っています。
引用元:セブン結婚相談所 成婚カップル紹介から要約
ハイブリッド型(お相手検索型)の特長・費用相場・向いている人
仲人型とデータマッチング型の良いところを組み合わせたタイプです。カウンセラーによる手厚いサポートを受けつつ、自分でもシステムを使ってお相手を探せるため、出会いのチャンスが広がります。
費用相場
入会金5~15万円、月会費1~2万円、成婚料0~20万円程度で、仲人型とデータマッチング型の中間くらいに位置します。
向いている人
サポートも欲しいが、自分で積極的に探したい、より多くの出会いを期待したい人。
主なサービス
ハイブリッド型は、カウンセラーからの紹介だけでなく、会員データベースを自由に検索できる点が強みです。両方のメリットを享受できるため、柔軟な婚活が可能です。
成婚事例
活動中、江原様は会話の悩みや不安を感じましたが、カウンセラーの励ましと自己成長を意識して乗り越えました。森永様は恋愛経験不足からの不安を抱えましたが、カウンセラーとの面談で気持ちを整理し、彼への信頼を深めました。カウンセラーは丁寧なヒアリングに基づくプロフィール作成や精神的なサポートで、二人の大きな支えとなりました。プロポーズはチャペルでのサプライズ。森永様は彼と「一緒にいて気が楽で、何十年も続く生活がイメージできた」ことが受諾の理由でした。お互いを思いやり、どんな状況でも支え合える関係性が成婚につながりました。
お二人は、婚活は一人で抱え込まず、カウンセラーの専門的なアドバイスとサポートを得ることが成功の鍵だと語っています。
引用元:IBJメンバーズ 成婚者の婚活体験談を要約
失敗しない結婚相談所の選び方!7つの重要チェックポイント
結婚相談所のタイプを理解したら、次は具体的な選び方のポイントを見ていきましょう。以下の7つのチェックポイントを参考に、自分に最適な相談所を見つけ出してください。

会員層と会員数の確認方法
出会いのチャンスを広げるためには、会員数が多いことに越したことはありません。しかし、ただ人数が多いだけでなく、あなたの希望する年齢層や職業、年収、価値観を持つ人が多く登録しているかが重要です。
あなたの希望する相手像と照らし合わせた判断方法・具体的な確認術
- 会員データの公開
多くの相談所は、会員の年齢層や男女比、学歴、職業などのデータを公開しています。まずは公式サイトで確認しましょう。 - 無料カウンセリングでの質問
無料カウンセリングの際に、具体的な質問をしてみましょう。- 「私(あなたの年齢・性別)と同年代の会員はどれくらいいますか?」
- 「希望する〇〇歳~〇〇歳くらいの会員は多いですか?」
- 「〇〇(希望する職業や趣味)のような会員はいますか?」
- 「年間でどれくらいの新規会員が加入していますか?」
- 「活動会員数」と「登録会員数」の違い
一時的に登録しているだけの休眠会員も含まれる「登録会員数」ではなく、実際に活動している「活動会員数」を確認することが重要です。
結婚相談所連盟について
ほとんどの結婚相談所は何らかの連盟に加盟しています。結婚相談所連盟とは、中小規模の結婚相談所が会員データを共有し、互いに会員を紹介し合えるネットワークのことです。
これにより、例えば、各相談所が保有する会員数約50人という限られた範囲を超え、数万人規模の会員からお相手を探すことが可能になります。
連盟によって会員数や特徴、サポート内容が異なるため、ご自身の希望に合った連盟(プラットフォーム)を選ぶことが大切です。
主要な結婚相談所の連盟(プラットフォーム)とその特徴は以下の通りです。
連盟/プラットフォーム | 会員数(参考) | 男女比(参考) | 主な会員層(特徴) | 主な活動地域 |
---|---|---|---|---|
日本結婚相談所連盟(IBJ) | 約9万人 | 男性4:女性6 | 30代~40代が中心。約7割が大学卒以上。男性の平均年収400万円以上が多い。女性は20代~40代前半が8割、約75%が大学卒以上。 | 東京・大阪などの都市部に強い。地方は少ない傾向。 |
全国結婚相談事業者連盟(TMS) | 約8.7万人(提携含む) | 男性53%:女性47% | 30代・40代が中心。約半数が大学卒以上。男性平均年収約610万円。 | 関西発祥だが、全国に拡大中。 |
日本ブライダル連盟(BIU) | 約6.6万人 | 男性5:女性5 (男性53%:女性47%) | 30代後半~40代前半が中心。男性会員の51%が年収500万円以上。男性の5割が大学卒以上。 | 関東、東海、関西の三大都市圏にバランス良く在籍。 |
日本結婚相談協会(JBA) | 約7万人(提携含む) | 男性55%:女性45% | 全体の約75%が30代から40代。会員の6割が年収500万円以上。 | 西日本が強い。地方自治体との連携も。 |
日本仲人連盟(NNR) | 約8.7万人(提携含む) | 男性4:女性6 | 外国籍女性会員が最も多い。40代以上がメインで、中高年向け。 | 関東エリア(東日本)に多い。 |
SCRUM | 約6.7万人 | 男性52%:女性48% | 20代~40代の方が多く登録されており、約半数が大学卒以上。男性会員の8割が年収400万円以上。 | TMSとNNRが共同運営しているため関東/関西エリアに強い |
コネクトシップ | 約2.7万人 | ほぼ均等 | 20代後半からの比較的若い年齢層。ハイスペック・魅力的な方が多い。 | 特定の地域に限定されず、複数の大手相談所が参加。 |
良縁会 | 約4万人(提携含む) | ほぼ均等 | 男性は23歳から45歳、女性は20歳から42歳が中心 | 東海地区(愛知・岐阜・三重・静岡)に強い。 |
サポート内容とカウンセラーの質・相性
結婚相談所の魅力の一つは、プロのカウンセラーによるサポートです。しかし、その質は相談所によって大きく異なります。
カウンセラーの質を見極める具体的な質問例
- 「カウンセラーは、一人あたり、何人くらいの会員を担当していますか?」
- 「月に何回くらい面談や連絡が可能ですか?」
- 「お見合いがうまくいかない場合、どのようなアドバイスをしてもらえますか?」
- 「交際中に悩んだ時、どのようなサポートが受けられますか?」
- 「成婚された方の事例で、カウンセラーとして最も貢献できたことは何ですか?」
初回面談で確認すべきポイントと相性チェックリスト
初回面談は、カウンセラーとの相性を見極める絶好の機会です。
【相性チェックリスト】
- 私の話をきちんと聞いてくれるか?
- 質問に対して明確な回答をくれるか?
- こちらの不安や悩みに寄り添ってくれるか?
- 無理な勧誘をしてこないか?
- この人に任せたいと思えるか?
- 連絡のスピードや対応は適切か?(後日、メールや電話で確認するのも良いでしょう)
料金体系と総費用の明確化
結婚相談所の費用は決して安くありません。入会金、月会費、成婚料だけでなく、追加で発生する可能性がある費用(お見合い料、プロフィール写真費用、パーティ参加費用など)も確認しましょう。
入会金・月会費・成婚料以外の隠れた費用に注意するポイント
- 活動期間中の追加料金
お見合いの申し込み数制限、紹介人数制限、面談回数制限などを超えた場合の追加料金を確認。 - 中途退会・休会時の費用
万が一、途中で退会や休会する際に、返金制度や違約金が発生しないか確認。 - オプションサービス
ファッションコーディネート、写真撮影、セミナー参加など、魅力的なオプションサービスがある場合、それが追加料金となるのか、基本料金に含まれるのかを明確にしましょう。
「成婚の定義」と実績の正しい評価方法
多くの結婚相談所が「成婚率」を謳っていますが、その定義は相談所によって大きく異なります。ここを理解していないと、期待と現実のギャップに悩むことになります。
結婚相談所ごとの成婚定義の多様性(真剣交際成立とプロポーズ成功の違いなど)
- 真剣交際成立で成婚退会の場合
恋人関係となり、結婚を前提とした真剣な交際に入った時点で成婚とみなす相談所。この場合、実際にプロポーズや入籍に至るまでのサポートは含まれないことがあります。活動期間や費用が抑えられる傾向にあります。 - プロポーズ成功で成婚退会の場合
婚約が成立した時点で成婚とみなす相談所。こちらは結婚まで手厚いサポートが期待できますが、その分活動期間が長くなったり、費用が高くなったりする可能性があります。
自分が考える「成婚」のイメージと、相談所の定義が合致しているかを確認しましょう。
成婚実績の信頼性を判断するための具体的な視点(計算方法、データの出典)
「成婚率〇〇%!」という数字だけで判断するのは危険です。
- 計算方法の確認
「成婚数 ÷ 全会員数」なのか、「成婚数 ÷ 退会者数」なのか、または特定の期間のデータなのかによって、数字の意味合いは大きく変わります。 - 実績データの出典
どこかの第三者機関による認証があるか、もしくは算出方法が明確に開示されているかを確認しましょう。 - 「成婚者からの声」
実際に成婚された方の声や事例が豊富に掲載されているかどうかも、信頼性の一つの指標になります。
あなた自身の婚活スタイルに合ったサービスか
結婚相談所には様々なタイプがあり、それぞれ婚活の進め方が異なります。あなたの性格やライフスタイルに合ったサービスを選ぶことが、婚活を継続し、成功させる上で不可欠です。
- 積極的に行動したい人
データマッチング型やハイブリッド型で、自分で検索・申し込みができるシステムが合っています。 - サポートを受けながら進めたい人
仲人型やハイブリッド型で、カウンセラーとの面談や相談の機会が多い相談所がおすすめです。 - 仕事が忙しい人
カウンセラーが全てをリードしてくれる仲人型、またはオンラインでの活動が中心の相談所が向いています。
通いやすさ・アクセスの利便性
対面でのサポートを重視する仲人型の場合、店舗への通いやすさは非常に重要です。自宅や職場からアクセスが良い場所にあるか、営業時間は自身のライフスタイルに合っているかを確認しましょう。オンラインでのやり取りが中心の相談所でも、何かあった時に気軽に相談できる環境かは確認しておくべきです。
信頼性の確認(第三者機関の認証マーク・口コミ・実績)
悪質な結婚相談所を避けるためにも、信頼性を確認することは重要です。
取得している認証マーク(マル適マークなど)の確認
「マル適マークCMS」は、経済産業省が策定した結婚相手紹介サービス業のガイドラインを遵守している企業に与えられる認証マークです。このマークを取得している相談所は、一定の基準を満たしているため、安心して利用できる目安となります。
口コミや評判の正しい見極め方と注意点
インターネット上の口コミは参考になりますが、全てを鵜呑みにせず、いくつかのサイトや媒体で多角的に情報収集することが大切です。
- 良い口コミだけでなく、悪い口コミも参考に、どのような不満があったのか、それが自分にとって許容できる範囲かを見極めましょう。
- 特定の相談所を過度に褒め称える口コミや、具体的な情報が少ない口コミには注意が必要です。
【年代・状況別】あなたに最適な結婚相談所の選び方
結婚相談所の選び方は、あなたの年齢や現在の状況によって重視すべきポイントが異なります。

20代の結婚相談所選びのポイントと注意点
20代は、婚活市場において最も若く、チャンスが多い年齢層です。
- ポイント
費用を抑えつつ、多くの出会いを経験できるデータマッチング型や、若年層向けの割引プランがある大手相談所がおすすめです。早めの活動で、理想の相手とじっくり関係を深める時間も確保できます。 - 注意点
焦りすぎず、じっくりと相手を見極める視点を持つことが大切です。
30代の結婚相談所選びのポイントと注意点
30代は、結婚を具体的に意識し始める年齢層です。
- ポイント
結婚への真剣度が高い会員が多く集まる相談所が適しています。仲人型やハイブリッド型で、質の高いサポートを受けながら、効率的に活動を進めるのがおすすめです。相手の条件だけでなく、価値観の一致を重視しましょう。 - 注意点
仕事が忙しくなる時期でもあるため、無理なく活動を継続できるか、サポート体制が充実しているかを確認しましょう。
40代以上の結婚相談所選びのポイントと注意点
40代以上になると、出会いの機会が減少し、相手への希望条件も明確になる傾向があります。
- ポイント
同年代の会員数が多い相談所、またはライフスタイルや趣味が合う相手を見つけやすい特化型の相談所がおすすめです。カウンセラーとの相性を特に重視し、プロの客観的なアドバイスを積極的に受け入れましょう。再婚希望者向けのサポートが手厚い相談所も有効です。 - 注意点
条件を絞り込みすぎず、柔軟な姿勢を持つことが大切です。
再婚希望者が重視すべき結婚相談所の選び方
再婚を希望する方は、初婚の方とは異なるニーズや不安を抱えていることがあります。
- ポイント
再婚実績が豊富で、再婚希望者への理解が深い相談所を選びましょう。カウンセラーが、お子様の有無や過去の経験を踏まえた上で、あなたに寄り添ったサポートを提供してくれるかを確認することが重要です。再婚者向けのイベントやコミュニティがある相談所もおすすめです。 - 注意点
自身の状況を正直に伝え、それを受け入れてくれる相手と出会えるか、相談所がどのようにサポートしてくれるかを事前に確認しましょう。
子どもの有無や過去の経験を考慮したサポートの選び方
子どもの有無や過去の結婚経験は、婚活においてデリケートな問題です。
- 「子連れ再婚」を考えている場合、お子様との関係性や、子育てに対する理解がある相手を紹介してもらえるか。
- 過去の経験からくるトラウマや不安に対して、カウンセラーがどのように心理的なサポートを提供してくれるか。
これらの点を無料カウンセリングで具体的に質問し、安心できる相談所を選びましょう。
例えば、子持ち婚では、シングルマザー・ファザーの方、子育てが落ち着いて、第二の人生を歩みたい方のみにご登録していただいておりますので、お見合いをしやすい環境になっており、お見合い数や、成婚までの期間の短縮に繋がります。
会員登録無料で料金が発生するのは実際にお見合いしたい方が見つかってからです。詳しくは公式サイトにてご確認ください。
オンライン婚活に特化した結婚相談所の選び方と成功のコツ
近年、オンラインでの婚活に特化した結婚相談所も増えています。
- ポイント
全国どこからでも活動できるため、地方在住者や忙しい人に最適です。費用が比較的リーズナブルな傾向にあります。システムが使いやすいか、オンラインでのサポート体制(オンライン面談、メッセージ相談など)が充実しているかを確認しましょう。 - 注意点
対面でのコミュニケーションが少ないため、自身の積極性や、オンラインでのやり取りのスキルが求められます。
オンライン婚活のメリット・デメリットと具体的な注意点
- 場所を選ばずに活動できる
- 費用が抑えられることが多い
- 出会いの母数が広がる
- 対面での空気感が掴みにくい
- 自身で積極的に行動する必要がある
- 写真やプロフィール情報が全てではないため、会ってみてギャップを感じることも
写真の重要性やメッセージのやり取りのポイント
オンライン婚活では、プロフィール写真が第一印象を大きく左右します。プロのカメラマンに依頼し、明るく自然な笑顔の写真を用意しましょう。
メッセージのやり取りでは、相手に興味を示す質問をしたり、共通の話題を見つけたりすることで、会ってみたいと思わせる工夫が必要です。丁寧かつ迅速な返信を心がけましょう。
【結婚相談所の選び方】具体的なステップと無料相談の活用術
ここまで結婚相談所の選び方について詳しく解説してきましたが、実際に選ぶ際には以下のステップで進めていくとスムーズです。

自分の希望条件と婚活スタイルを明確にする(チェックリスト活用)
まずは、自分が結婚相談所に何を求めるのか、どんな相手と出会いたいのかを具体的に書き出してみましょう。
- 相手の条件: 年齢、年収、学歴、職業、外見、性格、趣味、結婚観、子どもの希望、居住地など
- サポートの希望: 手厚いサポートが欲しいか、自分のペースで進めたいか
- 活動にかけられる時間: 平日夜、休日、隙間時間など
- 予算: 入会金、月会費、成婚料の目安
- 成婚の定義: 真剣交際で良いか、プロポーズまでサポートしてほしいか
- 通いやすさ: オンライン中心か、対面サポートが必要か
- 懸念点: 恋愛経験が少ない、自信がない、再婚である、など
複数の結婚相談所を比較検討する(比較表・フローチャート活用)
次は、明確にした希望条件をもとに、気になった複数の相談所を比較検討しましょう。
例えば、以下のような項目で比較表を作成すると、それぞれの相談所の特徴が分かりやすくなります。
相談所 | タイプ | 費用目安 | 会員数 | 会員層 | サポート | 成婚定義 |
---|---|---|---|---|---|---|
A社 | 仲人型 | 高め | 多い | 30代中心 | 手厚い | プロポーズ |
B社 | データ | 安め | 非常に多い | 20~30代中心 | 必要最低限 | 真剣交際 |
C社 | ハイブリッド | 中間 | 多い | 幅広い年代 | 手厚め | プロポーズ |
また、選び方のフローチャートを作成し、あなたの希望に沿って選択肢を絞り込んでいくのも効果的です。
複数社の無料相談申込・資料請求
気になる相談所が2〜3社に絞れたら、資料請求や無料相談(カウンセリング)を申し込みましょう。これらのバナーから一括で資料請求することができます。

無料カウンセリング・体験を積極的に利用する
資料請求だけでなく、実際に足を運び、無料カウンセリングや体験サービスを積極的に利用しましょう。これは、相談所の雰囲気やカウンセラーとの相性を直接確認できる貴重な機会です。
無料相談時に確認すべき具体的な質問項目
- 料金プランの詳細は?(追加費用は発生するか?)
- 契約期間はどれくらいか?
- 中途解約・休会時の返金規定は?
- お見合いの具体的な流れは?
- 担当カウンセラーは変わる可能性があるか?
- 個人情報の管理体制は?
- トラブルが発生した場合の対応は?
契約内容を十分に確認し、即決を避ける重要性
無料カウンセリングで良い印象を持ったとしても、その場で即決は避けましょう。
- 持ち帰り検討
一度持ち帰り、契約内容や料金プランを自宅でじっくり確認する時間を取りましょう。 - 家族や信頼できる人に相談
可能であれば、家族や信頼できる友人に相談し、客観的な意見を聞くことも有効です。 - 特定商取引法
結婚相談所は特定商取引法の「特定継続的役務提供」に該当し、クーリングオフ制度(契約書面を受け取った日を含めて8日間以内であれば、無条件で契約を解除できる制度)が適用されます。この制度についても確認しておきましょう。
【目的別】おすすめの結婚相談所6選
ここでは、一般的なタイプごとにおすすめの結婚相談所をいくつかご紹介します。各相談所の詳細は公式サイトでご確認ください。

仲人型でおすすめの結婚相談所
ムスベル(MUSBELL)
ムスベル(MUSBELL)は大手結婚相談所の規模・会員数(IBJ、BIU、TMS、JBUの4つの連盟に加盟)と、個人経営の結婚相談所の手厚いサポート、その両方が叶う、仲人型の結婚相談所です。
24時間いつでもプロフィール検索が可能なだけでなく、専任仲人からの推薦を受けることができます。
実際に、専任仲人による推薦お見合いでの成婚率は、本人申込での成婚率の約2.4倍で、交際までのお見合い回数は平均3回です。成婚者の70%以上が交際5ヵ月以内に成婚しています。
経験豊富な専任のプロ仲人が、お見合いのセッティングから、服装・メイクのアドバイスなど細かいところまでおひとりおひとりに寄り添った、手厚く親身なサポートを受けることができます。
全国43店舗あるため、地方にお住まいの方や、仕事が忙しくて転勤・出張が多い方にも近くの店舗(全国43店舗)で活動がしやすく、おすすめです。
ハッピーカムカム
結婚相談所「ハッピーカムカム」は、創業18年、1400組のご成婚実績を誇る、東京・恵比寿、銀座の結婚相談所で、東京都内や近辺にお住まいの方には特におすすめです。
1年以内の成婚率は51.0%(真剣交際3か月経過も含む)にもなり、お相手が見つかるまでの平均日数は約33日です。
最初のヒアリングの際に、丁寧にお話をお伺いしてご相談者さまのご要望を明確にするため、ピッタリのお相手をご紹介できるのが強みです。
実際に、成婚に至るまでのお見合い回数は平均5~6回です。IBJ全体では成婚に至るまでのお見合い回数が平均10~18回なので、他の相談所に比べ、成婚に至るまでのお見合い回数が3分の1となっており、言い換えると3倍の効率で婚活を進めることができます。
データマッチング型でおすすめの結婚相談所
セブン結婚相談所
セブン結婚相談所は2014年に創業した結婚相談所で、東京と大阪に拠点を構え、オンラインでは全国対応しています。
IBJ/SCRUMの2つの検索システムが利用可能で、約16万人の会員にアプローチできる環境が整っています。
会員1人に対して男女各1名ずつ、合計2名のカウンセラーが担当につく体制で、個別カウンセリングやプロフィール作成支援などのサポートを提供していますが、会員から相談や依頼があった際に対応するスタイルですので、自分のペースで活動を進めることができます。
Lightup(ライトアップ)
Lightup(ライトアップ)は、登録からお見合いの実施まで、オンラインで完結できる結婚相談所です。
店舗を持たず、完全オンライン化することで、約1/10の価格(入会金6,600円、月会費7,900円)で利用できます。
コネクトシップ、JBA、TMSの3つに加盟しており、それぞれの会員データベース(全国に約154,000名)からお好みのお相手を探すことができます。
価格や会員数だけでなく、プロフィール作成支援やお見合いの進め方、交際中の悩みや不安なことなど、質問をすればアドバイスをもらうことができます。
ハイブリッド型でおすすめの結婚相談所
IBJメンバーズ
IBJメンバーズは、東京証券取引所プライム市場上場のIBJが運営する直営結婚相談所です。
専用のお相手検索アプリで、ご自宅や通勤時間など、好きなタイミングでいつでもお相手探しができるだけではなく、あなたの魅力を最大限に引き出すプロフィール作成から、お見合いのコツ、そして交際からプロポーズまで、経験豊富な専任カウンセラーがきめ細やかなサポートをしてくれます。
恋愛に自信がなく、控えめな性格の方や交際してもなかなか結婚まで発展しないと感じている方などには特におすすめな結婚相談所です。
ラポールアンカー
ラポールアンカーは、地域密着型の結婚相談所として、全国各地の20代から60代の中高年シニア層まで幅広く登録・活動しています。
会員相互紹介プラットフォームを含む7つの連盟に加盟しており、紹介可能人数が約200,000人以上、お見合い申込みの数に制限がありません。各会員検索プラットフォームを自由に行き来し、気になる相手へ積極的にアプローチすることが可能です。
3つの料金プランがあり、受けたいサポート内容によって、料金プランも変わってきます。サポート内容は、メールやLINEでの婚活アドバイスや、ファッションチェックやトーク、マナー術、模擬お見合い・デートレッスン、お見合いの立ち合いなど、さまざまですが、サポートを限定的にすることで、料金を安く抑えることも可能です。
結婚相談所の選び方に関するよくある質問(FAQ)

結婚相談所の料金は高い?安く利用する方法は?
A. 他の婚活サービスと比較すると初期費用や月会費は高めですが、その分真剣度の高い出会いが期待できます。安く利用する方法としては、データマッチング型を選ぶ、キャンペーン期間中に入会する、20代向けの割引プランを利用するなどが挙げられます。ただし、安さだけで選ばず、サービス内容と費用のバランスを見極めることが重要です。
どのくらいの期間で成婚できる?
A. 個人差が大きいですが、多くの結婚相談所では1年以内の成婚を目指すケースが多いです。活動状況やカウンセラーとの連携、自身の努力によって期間は変動します。無料カウンセリングで「平均的な成婚期間」や「〇ヶ月以内の成婚を目指すための具体的なプラン」について質問してみると良いでしょう。
成婚率が高い相談所を選べば間違いない?
A. 成婚率は重要な指標ですが、その「定義」を必ず確認してください。「真剣交際成立」と「プロポーズ成功」では意味合いが大きく異なります。また、算出方法やデータの出典も確認し、数字の裏側にある実態を把握することが大切です。
途中で退会できる?違約金は発生する?
A. 基本的には中途退会は可能です。ただし、その際の返金規定や違約金については、契約書に明記されていますので、必ず入会前に確認してください。特定商取引法に基づくクーリングオフ制度(8日間)も適用されます。
地方でも結婚相談所は利用できる?
A. はい、利用できます。全国展開している大手相談所や、地域密着型の相談所、近年ではオンラインに特化した相談所も増えています。オンライン相談所であれば、住んでいる場所に関わらず、全国の会員と出会うチャンスがあります。
まとめ:あなたにぴったりの結婚相談所を見つけて幸せな結婚へ!

結婚相談所選びは、あなたの今後の人生を左右する大切な選択です。
この記事でご紹介した「結婚相談所のタイプ」「7つの重要チェックポイント」「年代・状況別の選び方」「具体的なステップと無料相談の活用術」を参考に、ぜひあなたに最適な結婚相談所を見つけてください。
- まずは自分の希望を明確にする
- 複数の相談所を比較検討する
- 無料カウンセリングで雰囲気と相性を確認する
- 契約内容をしっかり確認する
これらのステップを踏むことで、後悔のない婚活をスタートさせ、理想のパートナーとの出会いを実現できるでしょう。あなたの幸せな結婚を心から応援しています!
【追伸】
安くておすすめな結婚相談所については、この記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。